アレキサンダー・マッジャー Aleksandar Madzar
 来日期間:2007年(平成19年)3月
 
 アレキサンダー・マッジャーは1968年旧ユーゴスラビアのベオグラードに生まれる。モスクワでエリソ・ヴィルサラーゼに学び、1985年、ザルツブルクのモーツァルト・コンクール、1989年ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝を飾り、国際的に華々しいキャリアを歩み始めることとなった。
 1990年、イワン・フィッシャー指揮ベルリン・フィル、ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放響、アンドレ・プレヴィン指揮ロイヤル・フィル、コリン・デーヴィス指揮バイエルン放響といった一流の指揮者、オーケストラと共演し、さらにザルツブルク音楽祭にも招かれる。
 1991年からはBMGレコードとCD録音の契約を結び、ラヴェル・リサイタル盤を録音。その後ヴァイオリニスト、マユミ・ザイラーとの共演盤が日本でビューCDとなり、竹沢恭子との共演も発売されている。ドミトリー・キタエンコ指揮北ドイツ放響とのショパンの協奏曲第1番&第2番も録音された。
 つねに自分を省みつつ演奏会をおこない、また納得のいかない録音はその発売を拒み、商業ベースに乗りにくいそのスタイルは現在に於いて貴重な存在である。
 日本へは1999年にリサイタル・ツアーの他、ヴァイオリニスト、マユミ・ザイラーと共に来日をしている。
 
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